不動産屋の選び方、大手と密着型どちらが良い?
不動産屋へ行ったことはあるでしょうか。一人暮らしや引越しをきっかけに部屋を探した経験のある人も多いかもしれません。不動産屋は大きく分けて、大手と地域密着型に分けられます。実は、店舗の大きさや規模の違いだけではなく、それぞれの持つ物件にも特徴があります。立地や周辺環境、間取り、家賃などを総合的に見て、どちらのタイプの不動産屋が向いているか判断することが出来ます。
大手不動産会社のメリットとデメリット
大手不動産会社の大きな特徴のひとつに店舗数の多さが挙げられます。主要な駅近辺には必ずといっていいほど店舗があります。ほとんどは駅に近い好アクセスな場所にあるはずです。これは忙しいビジネスマンであっても立ち寄りやすく、大手ならではのメリットと言えます。駅から直結している店舗があるのも便利です。また取り扱っている物件数も多く、新築物件や設備の充実した物件なども探すことが出来ます。家賃や築年数、駅からの距離など様々な条件に合う物件があるので、ニーズに合う物件をピンポイントで探すにはぴったりです。 デメリットとしては、来店客も多いので、引越しシーズンなどの繁忙期にはすぐに良い物件がなくなってしまうことが挙げられます。物件を広範囲に渡って取り扱っているので、密着型と比べると物件の地域性は若干低くなっていると言えるでしょう。
地域密着型の不動産会社のメリットとデメリット
地域密着型の不動産会社は、それぞれに独自のルートで物件を保有していることが多く、オーナーとの信頼関係も強いことから地域ならではの良物件を探せるメリットがあります。掘り出し物の物件に出会えることも少なくありません。昔から地域の物件を取り扱っているので、実際の周辺環境や治安状況なども熟知しています。賃貸物件を探す時にはそれらの状況を踏まえて、最適な物件を紹介してくれるでしょう。特に初めての一人暮らしや、初めての土地での生活で、分からないことが多い場合にも親身に相談にのってくれます。入居後も何かと頼りになるはずです。 地域密着型のデメリットとしては、数多く店舗を持たないことがほとんどなので、大手ほどアクセスが便利ではないことでしょう。物件数も大手と比べると少なめなので、様々な物件を比較検討したい場合には不向きかもしれません。
ネットの口コミや評判をチェックしよう
実際に不動産屋へ行く前に、ネットでの口コミなどを参考にして来店する店舗について確認しましょう。今はネットから店舗や接客などに関する情報も知ることが出来ます。せっかく来店しても自分に合わないようでは理想の部屋探しは出来ません。大手であっても密着型であっても親身になって物件を探して紹介してくれるところで部屋を探すのがベストです。 ネットでの評判が全てではありませんが、一つの情報として不動産屋を選ぶ判断材料になるはずです。実際には店舗に足を運んだほうが希望する物件の細かな部分まで伝えることが出来るので、より理想の家探しが可能ですが、大手であればネットから物件の検索も可能なので、時間の都合に合わせて利用してみるのもいいでしょう。地域密着型の店舗でも多くはHPを持っているので、見てみるとその店舗の雰囲気も分かるはずです。ネットでの口コミなどを参考にして、行く店舗を絞り込むのが良いでしょう。
まとめ
大手と密着型では、家の選び方によってそれぞれ違うメリットがありました。引越しの期限が迫っている場合などは、大手で複数ピックアップしてもらった物件を比較検討するようなスピーディーな家探しがいいでしょう。またじっくりと腰を据えて物件を探したい場合などは、ネットや雑誌には出でこないような物件情報を持つ地域密着型の不動産屋がマストです。自分の家探しのスタイルによって、上手に不動産屋をチョイスして理想の部屋を見つけましょう。